音楽アドバイス集🎵

41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。

129-音楽アーティストの人気の決め手はやはりアーティストの人間性の良さが大きい

メジャーの世界やインディーズの世界の第一線で活動している音楽ミュージシャン

は楽曲もいい、演奏力やヴォーカル力もうまいです、しかし最後の決め手はミュー

ジシャン自身の人間性の人気が大きな要素になると思います。

TVやラジオ、コンサート等のいろんな場面でトークなんかも織り交ぜて、自分自身

の思いや考えも話す事が出来、またミュージシャンやタレント等同士でもトークが

出来たりして音楽にプラス人間としても魅力がある方が多いと感じます、ヴィジュ

アルがいい、かっこいいと言うのも魅力な点です。

メジャーのミュージシャンで無口な方や近親感の沸かない方って少ないです。

なので、アマチュアで活動されている方も、いい楽曲を書けても、どんなに演奏や

ヴォーカル力のレベルが上がっても、一般ユーザーやリスナーはプラス人間性も見

ているのです、そんな人間性をアピールし表現できるのはライブならMCだとアド

バイスしています、MCでこのミュージシャンってどんな人なのか?明るい人なの

か?暗いのか?いい人悪い人と言うのは極端過ぎますが、近親感があるかどうかは

わかってしまいます。

この独り言でも過去お話していますが、アンケートを書いてくれたり、物販コーナ

ーに寄ってくれたりしてほしい方は、ライブに来ている方に近親感の持たれるよう

なライブの演出もしてみましょう、MCだけに限りませんが。

130-ライブは誰のためにするのか?しっかり理解して予定を決めましょう。

こんな話しをするとライブハウスさんからお叱りや批判が出るかもしれませんが、

しかし一部のアーティストさんは気が付いてますのでお話します。



ライブハウスさんからブッキングを誘われたら、私が前の項でお話した何の目的

でライブするのか?考えましょう。



いいバンドさんが出演するので対バンしませんか?と声をかけられるのが多いと

感じますが、いい有名人との対バンも実績になります、しかし参加ノルマがある

以上そんないいバンドさんのお客様がこちらのファンとして取れるのか?また

こちらのファンやお客様が提案されたいいバンドさんを見たいと思うのか?よく

吟味した方がいいと感じます。



また、ライブハウスさんも甘い内容で誘う方も多いようです、以前偶然にも全く

同じ内容の文面でバンドさんを誘っている事がわかり、その方は憤慨してました。



今たくさんのバンドさんがライブハウスさんから声をかけられ、月2,3本の

ライブをしています、ライブするが大好きで単にライブバンドの意識で活動し

ているのであれば月2,3本、参加ノルマも負担してライブするのもいいでしょう

、しかし、つい最近も知り合いのバンドから相談があり、ライブばかりしていて

計画性がなかったと話しているバンドさんが現実居ます。



また、ライブハウスさんのブッキングの誘い方に大きな不満を持つ方も少しず

つ出ているのも現実です、個人的な意見ですがライブはアーティストが自主性

を持って決めるのがいいと感じています。

131-★今ライブしている目的は3つのタイプのどれになりますか?

ライブというのがここ数年何のためにライブをしているのか?わからない方が増えて

きました、ライブの予定があれば次のライブの目的は下記の3つのどれになるのか、

把握してみましょう、対バン形式のライブというのを前提にします。



1、ファンや私達バンドのお客様にライブを見て楽しんで頂きたいのを主にしたライブ。

2、対バンのお客様を私達のファンにするためを重きに置いたライブ

3、バンドを作ったばかりや、メンバーの入れ替わり等がありライブ慣れや演出等の

  チェックを重きに置いたライブ。



ライブ活動している方の多くは1.2ではないでしょうか?1,2は全く目的が違い

ます、なので本来は目的に合った内容のライブをしないといけないのですが、実際は

選曲や楽曲の構成や流れ、MCも1,2の目的内容を把握しないでライブをしている

方が多いです。



1のケースの場合は当然チケットを販売してしっかりお客様をライブに来て頂けるよう

に努力しないと意味がありません、そして新曲のお披露目等前回と違うプログラムは

作る必要があります。



2のケースは1のケースよりもたいへん難しいライブになります、ただ単に曲を演奏

すればいいだけではないと思います、選曲もやはり定番曲(シングル中心)がいいと

感じますし、MCも身内ネタではいけません、しっかり対バンのお客様にプレゼンと言

う意識を持たないといけないと感じます、そしてアンケートもしっかりと取り名簿を

ためましょう、フライヤーを作っていればいいとか、HPのアドレスを分かってもら

えばいいと思っている方が多いのですが、そんな簡単にアクセスが来ないと実感して

いる方も多いはず?名簿を取り逆営業やコミュニケーションを目指しましょう。



3のケースでは、私は月3,4本のライブをするのもいいと感じますが、しかし2,3

ヶ月で充分ではないでしょうか?3,4ヶ月目からは1や2のケースを目指しましょう。



132-地方で人気物になれるアーティストは都市部でも可能性は高い

メジャーを目指す方は特に東京の都市部での活動を望む方が多いのが現実

ですが、たしかに最終東京で活動しなければならないと思います。

しかしさまざまなクオリティーを上げ足元を固めるには都市部でなくても

地方の方なら地元で充分です。

都市部に行く目的のひとつには人口が多い分ファンが増えたり、支持して

くれる方が多くなるのでは?の期待もあるようですが、それはアーティス

ト自身が都市部に住んでいる方に受け入れしてくれるようなクオリティー

があっての事です。

地方の地元でファンや支持してくれる方が自然増える方なら、都市部で活

動しても期待ができるかもしれません、音楽に限らずいろんな商品やお店

、企業も地方で受け入れられ都市部でも成功しています。

なので地元でしっかりと楽曲や演奏力、アーティスト性なんかも磨きをか

けてクオリティーを上げ、自然にファンも増えワンマンも地元で出来るよ

うになってから都市部に乗り込んで活動してもいいのではないでしょうか

?乗り込む前に1年数回程度都市部にツアーに来てライブするのも様子を

見るいい方法です。

133-ライブハウスやイベント制作会社に甘えたり、批判する前に自身を磨け。

先日とあるライブハウスの店長やマネージャーが激怒していました、

ライブのブッキングで自己中心や努力しないで楽して目的を達成し

ようとするアーティストが増えて来たと。

ライブでもいいバンドさんのブッキングに入れてほしいとか、順番

が悪かったのでダメだったとか、対バンの内容が悪いので私たちも

ダメだったとか等、そんなアーティストに限ってメジャーを目指し

いるがどうしたらいいとか?メジャーにはほど遠いアーティストが

多いようです、本音ですがライブハウスの店長やブッキング担当は

呆れていますし、こんな考えのアーティストは支援する気もないの

が正直な話しです。

私はこんなアーティスト程進歩もしないし、結局解散している方が

多いです。

特に最近若いオリジナルのアーティストがダメになるケースが増えて

います。

社会人バンドさんはオリジナル、コピーバン問わず元気です、また

若いコピーバンドさんも元気です、ライブも盛り上がりますし集客

力も高い、それはライブというのが年間通してそんなに数が多くな

いのです、だから1回1回のライブを大切にして充実させ、お越し

頂いたお客様に見せる意識が強いのです。

3マンやワンマンも出来るような若いアーティストの方はライブ

の回数は少ないです。

今ライブの価値を問われる時代になりました、たくさんライブを

すればいいと言う時代ではなく、少ない1回1回のライブを大切に

し、各出演者の方がチケットを販売したお客様にどうライブを見て

頂き、そして次につなげられるライブが出来るかです。

残念ながら多くのアーティストさんのライブはもっとクオリティー

を上げる必要があります。

参考になるのはワンマンも出来るようなアーティストのライブを見る

そしてメジャーアーティストのライブも時々見る事と思います。

134-ライブの回数を減らし、その分で宣伝材料のPVを作りましょう!

いろんな方からよく同じ意見を聞きますが、アマチュアバンドさんでも

こんなデジタル時代になりPVがある方非常に少ないね?~と聞きます。

そう言われてみればそうかもしれません、YouTubeのような無料で映像が

見れるWEBもあるし、スマートホンの発達で益々映像による広告宣伝も

重要な事ではないかと思います。

PVは一般的に5分程度ですが、DVDでの販売もいいとは思います、しかし

やはりPVは宣伝用ではないかと思います。

制作費はクオリティーにもよりますが10万程度の高額な金額が必要です、

月3,4本もライブをされている方も居られ、毎回毎回参加ノルマが発生

もしているかもしれません、そこで2,3ヶ月間月1回のライブにしてそ

の分でPVを作ってみてもいいのではないでしょうか?

135-★支援されてる方の企業名刺や個人なら住所、氏名、連絡先は必ず頂きましょう

今でもメジャーアーティストが曲を書いてくれてデビューさせてくれる話しでアーティストから数十万円を請求し、実際支払った後に話が空転するような事が今も起こっているようで当方の知り合いの事務所のアーティストが犠牲になりました。

また、ストリートライブで個人の方に声をかけられレコーディングの支援をしたいとアーティストから数万円を先に支払いさせ、レコーディングを進めているうちに話が崩れ支払った金額が戻って来ない、こんな話もつい最近起こりました。

他にもこんな形で被害にあってる方もたくさん居る気配です、金額や状況によれば法的手段も必要なのですが、最近の若い方は人を信じて企業の名刺をもらってない方、また実際その方の本名や住所、連絡先も知らないままメールだけで支援を受けている方も居るよううでビックリしています。

金額や小額であれ高額であれ後々トラブルも起こる可能性はあります、なので企業なら名刺をもらい一度事務所に伺う、個人の方なら必ず本名や住所、連絡先も頂きできたら打ち合わせという名目でもいいです家に一度伺いましょう。

136-ワンマンやレコ発等で、最後の曲のコールはしない演出がカッコいい。

ライブで最後の曲の前に、”最後の曲になりました~”とコールし、お客様から”え~”とお返しを頂いている光景をよく見ます、演奏時間30分程度のライブならいいかもしれません。

だけどワンマンやレコ発等のライブでアンコールを狙うライブなら、やはりライブの後半はもしかしたら次で最後の曲なのかも?と会場に匂わすような流れが効果的でカッコいい

と個人的に思います。

メジャーのコンサートに行っても大半が最後らしい曲をして、ステージから演者さんが消え、さっきのが最後だったんだと余韻を残し、アンコールに入り2曲程度演奏し終わる。

お決まりのパターンですが、流れがいいと個人的に思います。

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