音楽アドバイス集🎵

41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。

169-ライブハウスとライブバーの根本的な違い!あなたはどっち?

今東京も大阪もライブハウスやライブバーがかなり多くなりました、以前音楽はもっぱら聴く方のリスナーさんから、ライブハウスとライブバーの違いは何ですか?の質問。

ライブする仕組みは全く同じなのに何が違うのか?お店の大きさですか?1フード、1ドリンクがある場所がライブバーで、ドリンクだけがライブハウスですか?

たしかに分かり難いです、しかしライブハウスとライブバーは違います、個人個人で考え方が違いますが私の意見で、基本的な考え方ですが。

ライブハウスはライブが重きの場所で飲食はその次、ライブバーは飲食するために訪れるお店で飲食がメインでライブはBGM的な考えがあります。

しかし、ここ数年はライブバーがライブハウスのようになりました、それはライブバー自体にお客様が来なくなった、これはライブハウスも同じです。

なのでライブハウスもライブバーもそこに出演する演者さんのお客様が頼りになるようになりました。

ここ最近ライブバーの経営者から本音の話ですが、ライブバーはノルマ無しでの出演が多いのですが、ノルマ無し=タダでライブができる風潮が益々多くなり、お客様が全く来なくてお店が大打撃受けている話をよく聞くようになりました。

あるアーティストさんは、ライブハウスはチケットを売ってしっかり集客をしてライブを

見て頂く場、ライブバーは宣伝や新規のお客様確保やお試しでライブを見て頂くためにライブをしていると話してました。

皆さんはライブハウスとライブバーでのライブ、どういった考えでいますか?

170-JASRACに登録しないで、楽曲盗作で権利の主張をする方法案

JASRACには前の項でもお話しましたが、どんな曲でも登録はできません、またこれ程音楽が氾濫してしまえば、似たメロディーや歌詞が偶然出来ても不思議ではない時代です。

しかしあきらかに盗作となれば状況によれば権利の主張はする事になりますが、ここで大事なのはどちらが先に曲を作ったのかどうかです、証拠が必要です。

JASRACは誰でも登録できません、そんな一般の方の証拠を残す方法として!

レコーディングが終わったなら、スタジオからその楽曲の原盤のコピーを1枚自分宛に

書留郵便で送り、家に着いたなら絶対開封しないで保管する事です、郵便書留は日付けが

残ります法律的に立派な証拠になるのです。

171-★小さな目標達成して自信をつけ、いい運、いい出会いをしてみましょう。

マラソン選手でも最初から42.195kmを走るために、最初から練習段階でも突き走っている事はありません、必ず段階を踏んで短い距離を達成しながら近づいていくそうです、そうでもしないと一気に失速してしまいます。

メジャーやインディーズを目指す方も、ある目標着地点を決めたなら、どういった段階を

踏んで着地点に近づいていくのか?計画を立てる必要があります。

今、15年、20年、いや30年前に比べて音楽の世界でも着地点に到達するのはたいへん難しい道のりです、しかし到達する方も実際居るのです、運という言葉をよく耳にしますが、たしかに運もあります、出会いで全て道が変わる事もあります、大事な事はいい運に恵まれる、いい出会いをするためには、皆さんが着実に進歩して行かないといい出会いは生まれません。

今、毎月やみくもにライブだけしていてもいい運、いい出会いは少ないかもです、一歩踏み込んだ活動の仕方、例えば3マンライブしてみる、ワンマンライブしてみる、CDを作って半年で500枚~1000枚売ってみる等、目立った活動すればする程いい運や、いい出会いもあるのではないでしょうか?

172-曲はあなたの財産です、むやみに○万等で売ったりするのは避けましょう。

時々見かける方が多いのですが、曲作りを○万とかで受けて制作されている方がいますがあまり好ましくないと思います。

作曲も作詞も著作物です、極端な事言うとあなたの財産に匹敵する物なのです、また音楽業界は権利ビジネスの世界なので、たとえあなたが○万で曲を作ってもその楽曲の権利は

あなた自身が保有しておくように契約書もしっかりしておきましょう。

2次使用されて行きあなたのマイナスにならないようにしておく必要があります、じゃー

JASRACに登録すれば?と思ってもどんな曲でもJASRACには登録できません、

地上波のCMやタイアップで3回以上曲が放送される、もしくはCDプレスで1000枚

以上制作している楽曲が対象です。

173-事務所やレーベルにライブやファンの集客を全面頼りも将来にマイナスも。

事務所やレコード会社、レーベルに所属すると個人個人の活動や営業活動が制限される時もあります、上のレベルに行けば行く程厳しくなりますが、しかし名前や知名度の向上が

期待されますので将来仮に独立する事になったり、フリーになったりしても自立できるでしょう。

しかし、あまり好ましくないのは小規模での事務所やレーベルに所属するアーティストさんで、個人の営業を制限されている方は将来フリーになった時に心配です。

ライブの集客やCD販売を全て事務所、レーベルに任せる事になり、アーティスト自身がフリーになった時に、自分自身で営業ができるのか?できる方も居るでしょうが、日頃の営業活動が積もり積もり身を結ぶ世界でもありますので、不安は拭いきれません?

実際当方も将来フリーになってしまった時に苦労するかもしれないな~という方も時々見かけます、水面下でも個人レベルでの営業活動はしておきましょう。

174-★ストリートライブからの集客は根気よく着実にしましょう。

この話も先日の話題に。

ストリートライブをしているアーティストは、ストリートの1回1回がプラスになり結果が出ているのか?よくわからないとの事。

ある300人や600人のワンマンできるアーティストはストリートライブでファンを集めたようです、名前は伏せますが。

1回のストリートライブで3人程度がチケットも買ってくれたりCDも買ってくれたりしてファンになってくれるたというデーターを出して、じゃー何回すれば100人になるのか?の発想でストリートライブを有効にしてファンを増やし続けたようです。

こんな発想や考え方でストリートライブも真剣に活動すればかなりの盛り上がりもあり、いいアーティストもドンドン出るはずなのにと、ただ単にストリートをするのではなくて

結果がだめなら何故今日はダメだったのか?ストリートライブに限らず通常のライブハウスでのライブもライブがダメだった、CDが売れなかった、アンケートの回収が少ない、

それの原因は何なのかもっとアーティストは充分検証すべきとの意見です、すぐにライブ

自体の原因やお客様の原因にするアーティストが居るが、それは逃げているに等しいと厳しいお話でした。

アーティストの皆さん、上を目指している皆さんにとっては頭の痛い厳しい意見ですが、

業界の第一線で仕事している方のアドバイスです。

175-★メジャーに近いインディーズや事務所もファンが増える方がほしい現実

このお話も先日の話題になりました、メジャーやインディーズを目指す方はファンを増やす方法をもっと考えるべき、限界もあるかもしれないが地元で300人や状況により500人や600人と多ければ多い方が最低限の努力はしてほしいな~というのが本音のようです、実際300人~600人のワンマンできる方が居るのも事実。

音楽業界ではファンがCD買う、ライブのチケットを買うと言うファンがお金を落とす所がスタートラインになります。

音楽業界でアーティストのバックアップをする企業はたくさんの方が関わらないと成り立たない、そこにはボランティアではないので必ずビジネスが発生する、こういった内容も理解させて育成すべきとの事、この独り言でも何回もお話している内容になってしまいました。

176-★お客様や他の出演者のお客様も見てくれるライブのレベルアップも必要。

先日メジャーのレコード会社関係の方とも雑談しそんな中で、CDは売れる時代では無くなりました、これが現実ですが、ではどうやればCDを確実に売れるのか?

これからのポイントとしてはこの方もライブでどれだけアーティストを表現しファンになってくれてCDも売れるか?だそうです。

なのでライブイベントでも最近多い、お目当てのアーティストを見たらお客様が帰ってしまうのではなくて、イベントとして1組でも多く他のアーティストを見てくれる工夫と、

アーティストも他の対バンのお客様にどれだけ魅力と感じとってくれるライブをするか?

にかかっている。

しかし多くはアーティスト側がお客様の目線で選曲なり演出なりをしていないのが現実なので、ここをしっかりと指導しなければいけないと宿題を突きつけられた感じです。

皆さんライブの工夫はしましょう。

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