音楽アドバイス集🎵

41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。

273-音楽活動も力を入れすぎると、挫折が大きい、力を80%位で活動。

仕事も遊びもそうですが、何事も一生懸命するのが最も大切なのですが、あまり力を入れ過ぎてしまうと、例えば体調崩したり、思わぬミスを起したりしてマイナスになってしまう事も起こります。

そうなると、こんなに一生懸命したのに成果が上がらない等で逆に挫折が大きくなります。

世間では力を抜いて80%程度の力で、余裕を持って物事を進める方がいいと言われています、とは言っても現実は難しい面もあるのですが。

音楽活動もいろんな場面で目標を立てて行動する事も大切です、音楽活動は結果が全てに

なりますので一定の成果が達成できないと評価を認めてくれないのも事実。

一番多いケースは短期間でメジャーやインディーズを目指して成果を出そうとあせって

しまう事です、途中別のアーティストがいい所に行ってしまったり、成果を出して抜かれれてしまったり等、競争する事も大切ですが、あせりは禁物です。

なので、計画を立ててコツコツ積み上げ成果を出す方法が大切かもしれません。

274-★お客様に飽きられると、勝手に捨てていかれてしまいます。

音楽業界に限らず、さまざまな業界でもユーザー(お客様)に飽きられないないように商品開発や、TV界では新しい番組作り、また既存の商品でもレベルアップや番組自身の内容の変化を常に考えています。

そんな中でも、長寿商品もあり、長寿番組もあるのが事実ですが、音楽の世界でもアーティストの曲作りは特にこの点に配慮している事が多々あります。

CDは夏発売だからこんな歌詞でこんなスタイルの楽曲で、今の時代はこんな時代なのでこんな楽曲を提供しよう等さまざまな事考えます。

アマチュアで活動している時でも、アーティストに付いているファンやお客様が居てると

思いますが、やはり飽きがこないように新しい新曲や、ライブ内容の変化は大切な事です、特に同じ楽曲で毎回毎回同じ内容のライブをしていると、最初はファンやお客様も足を運んでくれますが、そのうち飽きてきます。

一旦飽きられて捨てられてしまうと戻すのに一苦労します、バンド活動半年近く停止していると再開するのにパワーがかなりかかる経験もお持ちかと思います。

どんな内容でどうユーザーに提供してゆく事ができるか?どんな情報を流してつなぎ止めて行くか?大切な事です、気が付いた時には違うアーティストのファンになっている事も

あるかもしれません。

275-いいバンドさん程、ライブでの集客が少ないのが残念。

このタイトルの件もアーティストさんや、ライブハウス、事務所等の業界関係の方からも最近声が非常に多くなってきました。

本当に年間2,3本200人程度のワンマンをこなしながら毎月のライブを活動しているアーティストさんも居れば、いいアーティストさんなのにワンマンもしなく毎月のライブだけで活動されているアーティストさんの2タイプに分かれると思います。

年間ワンマンされている方は別として、やはりワンマンもできるようになってほしいと言うのが感想ですし、また業界も”このアーティストいつ頃ワンマンできるのだろう?”と経過を見ている事もあります。

私も楽曲も良くて、演奏力やVOも良く、ライブもいいライブするのに集客が悪い方も居ます。

ライブのやり過ぎでお客様が割れているのも原因にあります、この項でも記事で掲載させて頂いておりますが、お客様もそう毎回毎回はライブに来てくれないもの、ではライブ計画をどう立てるか?従来のお客様を呼ぶライブ、そして新規のお客様に一度ライブを見てほしい&営業ライブのせめて2タイプは年間計画を立ててほしいと思います。

276-★3マンライブは3組がそれぞれ集客を達成して成功する。

最近アーティストとの相談の中で、アーティスト自身が企画された3マンライブで主催のアーティストは100人程度の集客を達成しているにも関わらず、他の2組の集客が殆ど呼べてなくノルマのお金を払えばすむような考えのアーティストさんもいるようで非常に残念です、3マンは各出演者がノルマを達成できるように努力し、各出演者がメリットを共有しイベントが成功する、これが基本です。

今回の3マンライブに限らず、最近アーティスト主催ライブも増えていますが、主催アーティストだけが集客に努力し、他の出演者の集客が悪い、また逆に主催のアーティストが

集客を努力していなく、他の出演者の方が集客が良い等、3マンにしてもアーティスト主催ライブにしても、主催アーティスト以外は呼んでくれた意識があり、出演全員の意識が

欠けているのではないかと思います。

こんな相談も増えてきていますので、もっと主催アーティストは同じ意識を持った方とライブを企画したり、またひとつの方法としてライブハウスや当方のような制作事務所が間に入り、しっかりとライブの趣旨を伝えなければ不公平感はぬぐえないと感じています。

277-音楽業界での事務所!とは?最近考えさせられてしまう現実

音楽業界で言う事務所とは、音楽業界の構造でいうプロダクションになります。

おさらいで、音楽業界の主要な構造は3つ、レコード会社(レーベル)、音楽出版社(雑誌社の意味ではない!)、事務所(プロダクション)。

事務所(プロダクション)はアーティストとの契約を行い、全ての窓口となります、また活動も事務所の意向も反映されたり、またCDの制作に関しての原盤権も50%で分け合うケースが増えて来ています。

事務所はアーティストの窓口となり所属となりますが、アーティストに対しての対価として給料を支払ったり、また活動の経費等は事務所負担になります。

なので、事務所は給料や経費を負担しなければならない分、所属アーティストは誰でも良いとは言えないのです、やはり仕事でできるアーティスト、CDを作れば所定の枚数が最低限売れる、ライブをすれば最低限売れる(例、ワンマンができる)等で事務所に一定の

収益が出るアーティストでないと、事務所も企業ですのでメリットがないといけません、

これが基本なのですが。

しかし、最近中間レベルのアーティスト中心に、所属はしているのですが、アーティストにあまり縛りをしていない事務所、また給料は無しで経費(例、スタジオ代等)だけの負担の事務所、単にアーティストだけ所属させて管理運営だけしている事務所等がたくさん

出てきました。

もちろん事務所所属にはそれなりのメリットがないと難しいのですが?

当方は事務所ではなく、レーベルとしての機能で育成や発掘をし、CD制作やライブ支援

東京のレコード会社やレーベルにプレゼンをしています。

音楽業界の構造や機能をそれての支援体制はどうかな?と考えますが、最近の傾向で少し

当社もレーベルとは別に事務所という機能に関して考えさせられてしまう時期でもあります。

278-音楽スクール(専門、大学)に行ってても、最終本人の努力次第です。

音楽の専門学校や有名人を輩出した音楽スクールで音楽を学ぶ事も大切であり、またそこからの出会いで人生が変わる事も多々あります。

しかし、中にはこの学校に居れば、ここでレッスンを受ければプロになれると居るだけのの認識の方も居て残念です。

世間はそんなに甘い世界ではありません、この学校に居れば、ここでレッスン受けていればプロになれるなら全員なっています。

最終的には本人の努力次第なのです、学校やレッスンを利用する形で常に努力を怠らない、そして学校やレッスンの企業には頼らないで、やるべき行動や活動するべきと思います。

そんな中から抜け出した方が夢をつかんだり、いい方向の活動しているのが現実です。

279-★バンドの店長、もしくは社長を決めて活動しましょう。

最近バンドさんの中でのリーダーさんの存在感が見えない所が多くなりました。

3人、4人のグループと言っても強力なリーダーシップの取れる方が居ないと、意見のまとめや、人間同士のまとめや相談、みんな同じ地位なのでこういった明確なリーダーさんが居ない、存在感の無いグループは進展していない方や、業界人が接してもやる気やパワーが見えない方が多いです。

世間のお店や企業も同じです、トップがしっかりして舵取りを行わないと、社員もどうしていいかわからず、たちまち営業不振になり閉店や倒産にもなりかねません。

バンドやグループは世の中の店舗や企業と同じです、楽曲という商品をどう清算してどう販売、売るのか?そして商品を売るバンド、グループ(お店や会社)はどうアピールするのか?

今、インディーズも発達してバンドやグループ、またソロが自由に音楽を販売できる時代です、店や会社も自分ところだけで運営なんかできません、協力会社や外注先の企業やお店もあって運営できます。

なので、バンド、グループ、ソロはお店や会社と同じ、やはり店長や社長をしっかり決め、メンバー(社員)は一丸となって進むべきと思います。

280-★ライブは生です、生しか味わえない事をお客様は期待している。

インターネットも発達しライブの生もネットでも見れる時代になりました、またCDは売れない時代で音楽業界もたいへんな時代ですが、しかしライブは昔も今も本数は減っていません、むしろライブというのが以前より重要になりつつあります。

それはユーザーやリスナーがCDでは味わえない、生のアーティストと直接ふれあう事で

音楽やライブを一体となって楽しみたいという気持ちがあります。

今のアマチュアの皆さんも、ファンやお客様がライブの生で音楽を楽しめたい!と期待している方が大半ではないかと思います。

そんな期待に答えるようなライブの演出が、楽曲構成やMC含めて必要と思います、楽曲だけ聴いてほしいなら音楽配信やMYSPACE,YOUTUBEを見れば十分なのです。

しかし、ライブに来て頂けるなら演者側はそれなりの生でしか味わえない物をつかんでもらえる事を考えないとライブは続かないと思います。

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