音楽アドバイス集🎵

41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。

481-★CD店舗に並んでるメジャーのCDはどうやって店舗に並ぶか?

世の中のメジャーのCDがどうやって店舗に入っているのか知らない方が多いようす、ある方は世の中に出てるCD全てがCD店舗に並んでいると思っている方も居るようですが?年間15000タイトル程度CDは流通されます、これだけの数が月に換算しても1000タイトル、CD店舗もスペースがいくらあっても回転しません、今は売れるCD優先になっている傾向です、ではどうやって入っているか?

マイナーレコード会社は主要な大手メジャーレコード会社と流通契約を結び店舗流通しています、CDで販売元がメジャー 発売元がメジャーのレーベルかマイナーレコード会社です。

メジャーレコード会社は全国の主要な都市に営業所があります、営業マンは店舗にアポ取ったりして、○月○○日に●●アーティストが出るので仕入れてほしいとお願いに上がるのです、店舗はそのアーティストの広告宣伝内容も担当者から聞き、仕入れ枚数を決めます、これを全国で集計したのがイニシャルという事です、イニシャル出荷5万枚というのはこの数字の集計です。

店舗は60%~70%で先に購入し、100%ユーザーに販売します、先に店舗は購入するのですが、4ヶ月程度経ちCDが売れない時は、店舗は返品するのでレコード会社に返金を要求できます。

なので、レコード会社はCDが売れない時は出荷しても、店舗から返品と返金が要求されてくるのでアーティストの収支計画によれば赤字になってしまうのです。



このようにCD店舗も世の中の一般のお店と同じように営業マンが居て、お金も一般のお店とほぼ同じなのです。





482-★原盤権と印税、アーティスト印税の基本的な内容

ここでは原盤権、基本的な印税、アーティスト印税の基本的な事項だけお知らせ致します、意味だけご理解ください、実際はパーセンテージも変わりますし、またメジャーの場合最初から印税契約はありません。



原盤権

皆さんがレコーディングスタジオで録音をします、そしてマスタリングも終わったプレス前の原盤が出来上がったらこの原盤には原盤権という権利が発生し、このレコーディングの費用を出した方にこの権利があります、メジャーの場合はレコード会社とプロダクションで50%出し合うケースが多いです、CD1枚売れると10%~15%が権利者に入ります。



印税

作曲作詞者に入ります、基本はCDの場合はCDの単価の6%がまずJASRAC等に入り、JASRACが手数料引き、音楽出版社がその半分3%、作詞作曲者に3%入ります、これは新人の基本ベースです。



アーティスト印税

これはアーティスト自身の演奏家に1%~2%入ります、バンドメンバーが4人なら1%-4人になります。

483-ミュージシャンは華のあるアーティストを目指しましょう

当方オーデションやコンテストの審査員で別室で協議したり、また音楽業界同士でよく話しに出るのは、”このアーティスト華がないからだめだね?”という会話を良くします、華とは何か?華なやかなステージ、華やかなアーティスト、華やかな楽曲という意味ではなく、簡単に言うと印象に残る!そして個性と思ってもいいかもしれません?それがアーティスト性かもしれないし、楽曲の良さかもしれないし、演奏力(ヴォーカル)の良さかもしれない?華のあるアーティストとは個々の見方にもよりますが奥深い意味がこめられてます。

484-★ライブ活動は1回目より2回目3回目が大事な現実と結果

皆さん初ライブはかなり重要な事だと思います、初ライブで感じる事は集客力です、初ライブなんでお客様を呼んでいるバンドさん、初ライブだから今回はお客様はあまり呼んでいない方、どちらのケースの方でもライブは1回目よりも2回目、3回目で評価が決まります、つい先日もバンドさんで編成仕立てなのでいろいろ模索状態はわかりますが、模索し過ぎでお客様が離れてしまっているアーティストさんも居す、傷は浅い内に直せ!というのがありますが、半年、1年活動してしまってから傷が深くなると直せるのにも時間もコストもかかります、傷は浅い内が直りも早いしコストもかかりません?なのでこれから初ライブの皆さん、2回、3回目のライブ気を抜けないように努力しましょう!

485-音楽活動は夢があるから伸びる、伸びれば夢は実現に近くなる

メジャーを目指す目標や夢を持つことは非常に大事な事ですし、メンバー全員がベクトルが同じ方向でがんばらないといけません、そのためにはバンドとしていろんな面を伸びて行かなければなりませんが、その前に各自メンバーも伸びる努力が必要です、バンドはアンサンブルです、チームワークも必要です、各自のメンバーが進歩伸びる事が、バンド全体も伸びることにつながるのです。

486-●音楽活動では力を付けてから東京でトライしてみましょう!!

当方は大阪中心にアーティストの育成を行っていますが、最近中途半端な状態で東京で活動やメジャーを目指して東京に行かれる方が多いです、やはりメデフィアの中心東京なんで東京で活動する方がメリットになる事はたしかかもしれません?しかしその分人口も多いので同じ意識や考え方を持った方も山のように居るのも現実です、またいろんなハードルも地方より東京は高いのも事実、なので一歩飛び出す、一歩抜き出るためには相当なレベルを積まないと難しい場所です、大阪で活動しててもダメやから東京に行く!という発想ではもたないです、実際毎年何組かは東京からコッソリ戻ってきている方も少なくありません、なので東京で勝負に出てもいいだろうという実力や実績を付けてから東京で活動してみるのがいい方法です、東京はアウエイーです、もし東京で受けて側のライブハウス、事務所、レーベル等があれば活動しやすいのでそのためにも実力や実績は付けておいた方がいいと思います。

487-★MTRでは無く、スタジオでのレコーディング体験も必ずしましょう!。

ここ数年スタジオでの録音も安価にできるようになりCDも簡単に作れる時代になりまた、オリジナルを作られているアーティストさんMTRではなくて、きちんとしたレコーディングスタジオで録音体験する事をおすすめします、それは何故か?レコーディングはドラム録りからはじめベースそしてギターやKEYのリズム楽器を入れてから、ヴォーカル録りが普通の流れですが、みんな完璧に練習していると思われがちですが実際縦のビートがずれている点に気が付いたり、モタついていたり、サウンドの特にコード感がのバランスがおかしい?等今までわからなかった所に気が付くのです、実際レコーディングをする前の状態のバンドさんと、レコーディングを体験したバンドさんとではライブで変わる方が多いです、縦のビートを意識する方が増えます、レコーディング体験する事で日頃見えない部分が見えますので体験は重要です、ただしMTRではその実感を得るのは難しいかもです、やはりオペレーターが卓で録音してくれるレコーディングスタジオがおすすめです。

488-★CDにする楽曲は5分以内がベストです

当方もインディーズのレーベルで当方の販売元は元メジャーレコード会社の販売のえらいさんで、超メジャーアーティストの担当をしていた方なんですが、時々店舗流通希望の方の音源等持参すると怒られてます、それはCDの楽曲は5分以内にまとめるのが基本であると言う内容です、後の項で説明致しますが著作権法で5分を超える曲は2曲として判断される点も重要な事なんですが、一般リスナーが気持ちよく全曲聴いてくれるのは5分以内

、6,7分もあるような楽曲は最後まで聞いてくれない!特別な楽曲を除いて。実際そうかもしれません?全く初耳の新人の楽曲を聴いてくれるサイズは5分以内かもです?予断ですがカップ面は何故3分なのか?わかりますか?TVで放送していましたが人間がじっとがまんして待てるのは3分だそうです、そしてウルトラマンが何故3分なのか?それは見る方がテンションがたかぶり安心や完結する時間が3分程度だそうです、参考ですが。。

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