音楽アドバイス集🎵
41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
385-★音楽業界では皆さんの広告宣伝費が何%捻出できるか?なのです!
音楽業界のアーティストの展開方法には広告宣伝費が大切な要素です、じゃーどうして広告宣伝費をしているのか皆さんはわかりますか?
駆け出しの新人アーティストは広告宣伝費は先行投資になります、先行投資なので事業計画としては回収しないといけません。
そこで指標になるのが、CDの売上げ枚数の○%や、ライブの売上げの○%と言った数字が出てくるのです。
なので、CDが売れば売れる程、ライブに来てくれるファンが多ければ多い程、そしてアーティストのメディア出演が多い程、CDの売上げも伸び、ライブ収益も伸び、ギャラの売上げも伸びます、とすると当然使える広告宣伝費も大きくなる訳です。
使える広告宣伝費枠が取れると、TV出演、ラジオ局でのヘビーローテーション、タイアップ等大きな事が展開可能になります。
今アマチュアで活動の皆さんも、最低限の努力できるファンの数の確保はがんばりましょう!ワンマンで300人程度できるようになる、これがスタートラインではないでしょうか?
386-音楽業界!裏方の仕事すれば理解できる
時々ですが、当方のライブイベントのスタッフやレーベルの仕事に興味があるのでさせてほしい方の問い合わせがあります。
お話を聞くとメジャーやインディーズを目指しているのですが、裏方の仕事や内容を把握して知識を平行で身につけながらがんがりたいとの事。
裏方の仕事や内容を把握して進むのもいい方法と思います、ただ知りすぎるとやはりビジネスの世界なのでやり難い面もあります。
しかし、大半の方が常識で得ていればいい内容、例えば音楽業界の基本的な構造、原盤権や印税と言った仕組み、CD流通の仕組み、各音楽業界の仕事の内容等を知らない方が多いですのでいいと思います。
音楽学校や専門学校でさえ、関係する学科の方が教わる機会が多いのですが、実際アーティストはこういったビジネスを教えていない所もあるようで、音楽学校、専門学校出身でありながら残念です。
やはり知らないよりも広く浅く知っておくべきではないかと思います。
387-★追っかけファンを増やすには、ファンはアーティストの人間に付く!
メジャーやインディーズを目指す方は、この独り言でも何回もお話していますし、また各ライブハウスや事務所やレーベルに所属しておられる方は既にアドバイスされているかもしれませんが、やはりファンが増えないと音楽業界で生きていく上では必要です。
ライブやCDを出せばファンやそのファンの知り合い、友達もライブに来てくれて、CDも買ってくれるかもしれません?
しかし、問題はそんな数なのです、200,300枚、200,300人の来場者数では
だめなのです。
上限はありません、ファンは500人、1000人、10000人居てもいいのです、そんな人気者になるには追っかけファンが増えるのがポイントでしょう!
追っかけと言っても後を追うような追っかけではなくて、ライブには毎回来てくれる、そしてCDを出せば必ず買ってくれるような本当のファンです。
以外と居るようで居ないのが、アマチュアで活動している方に多く感じます。
今日ワンマンだったら、1,2週間後にまたライブあるなら今日でもチケット買ってくれるファンです。
そんなファンの付け方の方法は、ファンはアーテストの人間に付きます、なので皆さん自身の人間性も磨く事が重要な事になります。
388-ワンマンライブのsold outは縁起のいい言葉、そして作戦!
私はワンマンライブされる方には、できたらチケットの発券枚数は決めておいて、ライブの数日前にはsold outにしたいものですと伝えております。
音楽でも演劇でもなんでもそうですが、sold outや満員御礼は縁起のいい言葉になります、これを逆手にとり作戦にするのです。
発券枚数を決め打ちする事により、ファンやお客様は早く購入しないとライブに行けない!という心理が働きチケット購入や予約が早くなるかもしれません?
いつでもチケットあるんじゃない?とか当日行けばなんとかなるさ?通常のライブのノリではsold outが出ない、できたらsold outはライブのかなり前に出せれば効果的です。
それは、チケットを買った方、予約された方もsold outと聞くとビックリするかもしれませんし、またどんなライブになるのか?期待感がアップします。
また、sold outが早ければ、情報が回れば音楽業界もsold outのアーティストに興味を持つ事も考えられます。
これだけsold outという言葉は深い意味があります、効果的に使いましょう!
389-ハードルの高いワンマンもいいけど、それをプラスにできるか?
ライブハウスさんや事務所によっては、まだ駆け出しの段階でハードルの高いライブ(レコ発、ワンマン)を提案されるところがあります。
アーティストさんのレベルや力量も考慮し、そしてアーティストさんの意見も聞きつつ進めるべきとは思いますが、できるのであればアーティストやライブハウスさんにも相互にもメリットは高いのでいいと思います。
また、成功すればそれはそれですばらしい事と言えます、ただハードルの高いライブを成功し次につなげる事ができるかどうか?
アーティスト自身のモチベーションの維持や、ファンのモチベーション、そしてそれを提案したライブハウスや事務所の今後の支援内容を注意深く見る必要があると思います。
よくそんなライブの提案をしてライブハウスや事務所からはギャラの話をされるようですが、アーティストがギャラがほしいのであればそれでいいと思いますが、やっぱりお金よりも価値のある事を望みたいものです。
390-★ワンマンライブが終わってからの活動方向が一番重要!
ワンマンライブを目指し、そして行うことはとても大事な事です、しかしワンマンライブの後の活動で失速される方もおられます。
100人、多いときで300人のワンマンライブ、3,4ヶ月かけての大きな実績は作れたと思いますが、ワンマンライブ後に急にアーティストさんも、ファンもテンションが下がる事もあります。
ワンマンは通過点です、なので今100人のワンマンが成功したなら、次は200人を目指したワンマンを目標におき、アーティストもファンも更なるテンションやモチベーションを維持しないといけません!ワンマンで完全燃焼してしまうケースがあります。
やはりワンマンは年2回程度がベストで、人数も徐々に増やし開催するライブハウスも徐々に大きくしてゆく事が大切に思います。
特に気つけないといけないのは、ファンの皆さんのテンションやモチベーションの維持を
どうするかです。
391-音楽でも出会いで道が変わる現実、人との出会いは大切!
みんなそうだと思いますが、出会いで人生が変わる事が多々あります、それがいい方向であったか、そうでなかったは別にして。
私も中学生の頃に、学校で校門を出る時自転車で独り右方向に自宅に帰っていれば、今音楽活動なんてしていませんでした、友達に時間あるか?少しレコード店まで付き合ってくれと言われ左方向に行った事がきっかけです。
私はこれが忘れもしない人生の最初の大きな出来事で忘れもしていません
皆さんもこんな事がいっぱいあったと思いますがどうでしょうか?
音楽活動もそうです、私の知り合いも偶然この方と出会い音楽の道や方向が変わった方が
たくさん居ます。
音楽活動する上でも出会いが人生を変えてしまう事があります、なので大切にしてほしいと思います。
また、私は私自身のためにも、今WEBを見て頂いている方にとっても一人でも多くの方と音楽を通じて出会うのが楽しみにしています。
私個人は大阪中心の担当ですが、大阪では毎月50組約250人~300人とイベントを通じて出会います、年間600組約3000人程度。
こんなペースで長年来てますから、正直大阪では世間が狭く、どこかのライブハウスに居ても、電車乗ってても、買い物してても出会う事が多々あります。
おかげ様で大阪では悪い事はできないな~と変に感じてます、しかしデメリットもあれば
メリットもあります。
毎回毎回ライブのたびに、新しいバンドさんとの出会いは楽しみにしておりますので、よろしくお願い致します。
そして、皆さんのためにいい出会いだと言われるように努力して行きたい所存です。
392-音楽で上を目指す方も、趣味で活動の方も音楽とどう付き合ってゆくか!
今音楽活動目指す方も少しずつですが減る傾向です、少子高齢化もあり10年20年後にはかなり減るかもしれません、しかし音楽活動をやめずに活動している社会人バンドさんや、おやじバンドさん、年配バンドさんと言うと失礼になりますが、増えて行く傾向にあります。
日本も高齢化になってゆく将来の中でいい傾向のように思います、ただ若手のアーティストが減る事による音楽業界全体の影響は避けて通れません。
今目立つのはライブをするバンドさんが減る傾向にある事です、若手が減り社会人さん、おやじバンドさんが増えますが、かつての若い時程ライブをしてくれるか!と言えばやはり無理なのが現実です。
当方でも年間4回出演して頂いていた方が、年3回、年2回と最近は年1回しか交流できない方も増えています。
スタジオで練習して、そしてライブをして音楽シーンを盛り上げてほしいのが私も含めての希望ですが、現実はなかなかうまく行かないようです。
私も、かつては作曲や編曲活動をしており、つい最近年を取るにつれ、音楽を仕事にしているけど、やっぱりやりたい事はしたいな~と思うようになりました。
理想ではありますが、メジャーやインディーズを目指す方も、社会人バンドさんも、おやじバンドさんも、仕事もしないと生活もできない、結婚もして人生も作らないといけない、就職に恋愛に生活等多々いろいろありますが、そんな中で好きな音楽、音楽活動とどうこれから付き合って行けばいいのか?考えてみてもいいのではないでしょうか?
私は、キッカケでDSを買い、外でも作曲や採譜ができるすぐれものを手にいれ、時間のある時外で喫茶店で曲作りができるようになりました。
何か皆さんも工夫して音楽活動をやめないで続けてください。
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