音楽アドバイス集🎵
41年間、ライブイベントや過去ライブハウスのブッキング担当としても経験してきました。
ライブ出演者の皆さんや、レーベルとしてアーティストさんにお伝えしてきた、音楽活動についてのノウハウや、音楽業界のことなど、お役に立つ情報を600項目以上まとめました。
音楽活動されている方、オリジナルバンドさんやコピーバンドさん、おやじバンドさんまで、皆さんの音楽活動のご参考にご活用ください。
LIVE SHOWERでは、出演者の皆さんに、ご自由にライブをして頂いております。
特にご希望でない限りライブの感想等はお話ししておりません。
オリジナルバンドさん、コピーバンドさん、弾き語りの方やボーカルの方も、お気軽にご参加くださいませ。
401-★音楽でメジャーデビュー目指す方は、とにかくやるべき事はしましょう!
いろんなアーティストの方からメールで相談や、当方のライブを通して感じる事が多いのですが、メジャーやインディーズを目指す方は、そんな簡単にこの世界には飛び込めません!この独り言でも何回もお話していますが、TVやラジオでいい所ばかりを見たり、たぶんウソと思われる内容を理解して、簡単に音楽業界(芸能界)に飛び込みできるような勘違いをされている方が多いです。
実際当方でも業界人同士の会話では、かなり厳しい会話やアーティストの皆さんにはお話できないような話を本音でするのが普通です。
大事な事は下記の点です、これだけは頭にタタキ込んでおきましょう!
1、音楽で飯を食うのはかなり難しいのが現実、印税の知識、業界の仕組みは理解
されていますか?。。発想変えて活動しましょう!
2、メジャーとは大手メジャーレコード会社からCD等発売しデビューを意味します。
3、やることはやるとは?とにかくファンを増やす事の努力に付きます、何故か?
音楽業界は仕事の世界です、ビジネスの世界です、提供する側の企業や演者
は仕事である認識が大事、ファンを増やせば、ライブをすればファンがチケット
を買ってくれる、CDを作ればファンが買ってくれる、これが仕事です。
アマチュア時代に常識範囲でのファンの数を増やす努力が大事です。
4、事務所に所属したから?レーベルに所属したから?ファンが増えたのではない!
今ライブでも200~400人のワンマンできるアーティストはアーティスト
自身に素質があったり、努力した結果の方が大半です、所属すれば楽になる発想
の方は進歩してません。
5、自分達の考えや、やり方で上を目指すのも結構です、しかし”時間は止めることも
遅らす事もできません”いろいろ試してみて結果につながらないなら改革や変化
やり方の変更等も必要ですよ、、最近こんな方が多いです。
6、ライブでの集客力は業界にとっても一番目に見える結果であり、アーティストの
人気度や将来性のバロメーターです、上は上限はありません!増やしましょう。
402-★音楽業界からHP見ました!のお誘いは注意する事も必要
先日も当方の出演者の方から相談を受けました、とあるWEBで”アーティストさんの音源を試聴させて頂き、社内で検討した結果、皆さんを支援する方向になりまた。。”
この独り言でも何回もお話してますが、HPやWEBを見ただけで実際ライブも見ず、会ってお話もしない状態で、会社や事務所の判断するのはあまりないので、たぶん手当たりしだい送っているかもしれません?イベントのお誘いはまた別の話ですが、例えば今回のように、レッスンやスタジオ利用の内容、CD制作においても事前負担無し等、しっかりと会社や事務所とコミニケーションとってから実施する事が普通です、
基本の流れを参考ください、あくまで当方事務所の例です。
下記のフローが普通ではないかと思います、参考にしてください。
1、WEBやHP,紹介等で音源やプロィールを見る
2、本人に連絡を取りライブを見に行かせて頂くか?当方主催ライブに参加のお誘い
3、ライブを見て内容や集客力も確認
4、アーティストさんとコミニケーションし考え方や方向性要望を聞く
5.やはり1回のライブでは判断できないので2回、3回と見る
6、平行して信頼関係ができた時支援の提案
7.実施。
403-★音楽ジャンルが世に無いから売れるという事ではない!
時々私達の音楽ジャンルは今メジャーシーンでも存在しないので売れるのではないか?という発想の方もおられますが、たしかに存在しない、今日本では流行していないジャンルやシーンがヒットする可能性もあります、ただそれは一般大衆的にとか、リスナーまたコアなファンに受けるのかどうか?が一番大切な事です、アマチュアで活動していても全く受け入れしてくれない、ファンが付かないジャンルや音楽性ならメジャーデビューしても
失敗するのは目に見えています。
今無い市場をマーケットに開くには音楽に限らず、広告宣伝で莫大な費用がかかります、音楽も新しい市場を開けるのに数億かかる事も普通の話です。
そんな数億もの費用かけて市場を開くにも音楽業界もひとつの賭けでもありますが、やっぱりマーケットを見て賭けをしたいものです。
なので、アマチュアで活動している段階でどれだけの方がファンにいるのか?少し経過を見てファンが増えて行くのか?様子を見て判断もする事もあるようです。
404-★歌詞の内容やクオリティーが重視されている今。
先日元メジャーレコード会社を2社30年に渡り歩いて来た方と25年ぶりに再会しました、もうー25年前のバンドブームをご存知の方少なくなりましたが、この方と一緒に当時大阪の城天ライブの前、マルビル前でプロVSアマの青天を開催しました、お互いあの青天が原点でいろいろお話した中で、やはりメジャーレコード会社で制作をされていた方の意見で、歌詞の内容やクオリティーは楽曲の原点というお話でした、やはり人が感動するのは、もちろんいいメロディーラインの楽曲と言うのも大事ですが、そこにどれだけ第三者が感動するような内容を、言葉を選んで歌詞にするか?がポイントだそうです、それが売れる楽曲であり、一般大衆が感動する事だとお聞きしました。
私も楽曲は、●魅力のあるメロディー、●きらっと光るいい言葉、●歌詞の内容を3要素と思っています、私もこれからはメジャーやインディーズを目指す方は歌詞も今まで以上にチェックしようと思っています。
405-★レーベルに所属入るを判断するのはレーベル側です
メジャーやインディーズを目指す方で、レーベルに所属してCDを出したい!と思っている方も居ますが、レーベルに所属したからCDの売れたり、ライブでも動員力が増えると勘違いしているアーティストさんがおられます。
レーベルや事務所所属は誰でも出来るものではありません、またレーベル所属や事務所所属の判断をするのはレーベルと事務所です、皆さんではありません。
全く無名のアーティストをある程度知名度のあるアーティストにするには、広告宣伝の費用や営業費用等の莫大な経費が必要になります。
なので今ファンが10人、20人しか居ないアーティストさんは、今CDを出しても
20枚しか確実に売れません、これではCD制作費用さえも回収できないのです。
レーベルもボランティアで支援するのではありません、企業なので利益を出さないといけないのは当然です、これが音楽業界のビジネスですし、他の業種と全く同じなのです。
そういう点から各レーベルの判断になりますが、アーティストさんはファンを増やし、ライブでの動員力も増えないと、レーベルも決断できないのが現状ではないかと思います。
私の知っているレーベルではCD店舗売れ(予約)で1000枚売れそう、ワンマン300~400人ができそうなアーティストさんしかしか所属させない厳しいハードルの
所もあります、しかし、CD制作や広告宣伝、営業経費や利益も考えると、これが普通だと思います。
なのでアーティスト自身が力が無いとレーベルや事務所が受け入れ出来ないのが基本的な考え方です。
レーベルや事務所所属を希望されている皆さんは今実力やふさわしい力があるのか?よく検討しましょう、力もなにもない状況では門前払い同様です。
ただレッスン料等を皆さんが何らかの形で費用負担している育成事務所?に所属している方(例、エイベックスアカデミー等)はレッスンを中心に頑張ってください。
406-★やっぱりワンマンライブはやらないといけない通過点
この独り言でも時々お話していますが、バンドやソロで活動している方も、ある程度力が付けばできる範囲でのワンマンライブをしてみましょう!ワンマンのいいところはやはり対バン形式のライブとは違い、自分達のファンを中心とした来場者なので思い切り自分達を表現できる場でもありますし、1歩前進するためにも必要なライブと思います、業界の立場でお話すると、ワンマンしているか?してないか?で経歴でも印象度が違います!しかしワンマンはひとつの通過点に過ぎません、今回100人から次回は150人、そして200人と上限はありません、300人で満足したり、300人で変な天狗になるアーティストもいるようですが?上は果てしないです、2000、3000人入るライブハウスもあります、安心ください!
ソロやユニットで活動している方も、小さなライブハウスでもいいので50人程度からワンマンしてみてはどうですか?
407-企業や業界が関与すればビジネスの世界、個人プレーはできない!
アーティストの支援でさまざまな企業や事務所、レーベルが関与して皆さんの支援をしてくれる事があります、ここで最近勘違いが多いのは、支援する企業はみんなボランティアではないのです、CDを作れば○○%は企業の収益、ライブをすれば○○%は企業の収益当たり前の業界の仕組みです、メジャーレコード会社も同じです、○千万円~○億の金額をかけてメジャーレコード会社は行いますが、タダ金ではありません、皆さんに先行投資しているのです、先行投資なので当然○○%の利益を出して会社に貢献しないといけません?これが音楽業界です、大きなメジャーレコード会社の金は会社の金ではありません、
投資家、株主のお金です、当然100万投資してくれたなら、101万でお返ししないといけないのです、これが世の中の仕組みです。
プロダクション(事務所)に所属したい!と言う方が時々おられますが、その前にあなたがプロダクションにどれだけのお金が落とせるのでしょうか?CD作れば3000枚は軽く売れますか?ワンマンライブをすれば最低300人は可能ですか?
最低の条件をクリアしないとプロダクションにプレゼンもできません!これが現実の音楽業界の社会です、個人勝手や個人プレーは許されません。
これに納得できない方はアーティスト自身で個人で活動された方がいいと思います。
408-ライブのアンケート等は入り口に入る方から渡してみましょう!
ライブの時にアンケートやフライヤーは配布されるパンフに挟み込みしている方が多いですが、個人的にはおすすめしません、やはりライブする前とか、ライブ終わった後に会場に居る方一人一人にお渡しする方が効果的です、その際バインダー使うと効果的な事はここでもお話しました。
もうーひとつ、このライブで何番目にどんなアーティストさんが出演されるのか?わからない時もあります、そんな時は会場の入り口で開場した時から、”今日何番目に出演する○○○です、よければフライヤーとアンケートお渡しするのでライブを見てください”とお願いしましょう。
たいへんな事ですが、第一線で活躍している方は実はみんなしています。
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